時々大学生などから”どんな人を採用しますか?”あるいは”仕事を始めるにあたってどのようなことに気を付ければいいですか?”という質問をされます。
私は答えとして”自ら仕事を探し出す人”ということを強調します。
なぜかと言うと上の人はいつもその人の事を気にかけて面倒を見れる訳ではありません。下の人から”何か仕事はありませんか?”などと声をかけてもらう方がいいのです。あるいは”この仕事は後3時間で終わりますがその後はどうしましょうか?”などと聞いてもらえれば楽です。
また仕事をすると必ず改良点があるはずです。それを見つけて提案してくれる人は会社にとって貴重な人材になります。言われたことをするだけの人は掃いて捨てるほどいるからです。このような人が集まれば会社は発展していきます。英語では仕事に対して”Ownershipの意識を持つ人”というように表現します。
逆に言うと採用をする時にそのような人を探しているか、ということが大事です。経歴などに惑わされずにその人の”仕事力”を見分ける方法を真剣に考える必要があります。またすでにいるスタッフが仕事力を身に着けるように会社の文化・システムを整えていくことがリーダーの責任だと思います。
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